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2017年7月24日 (月)

大学教員の女性限定公募はいかがなものか。

 先日、インターネット上で、大学教員の女性限定公募なるものをみかけた。

 その要項によれば、男女雇用機会均等法第8条に基づくものらしいが、男性の応募機会を制限しているのはいかがなものか。

 何年も低所得である非常勤講師の職に甘んじている男性が多数いる中で、このような女性限定の公募が出てくることは残念でならない。
 私の知っている文学系の研究室は、ここ数年で専任教員に採用された院生は、女性5人に対し男性は1人のみである。文学系は女性院生の比率が高いのだが、男性院生は不満を覚えるだろう。

 また、数年前、とある研究大学で数学の女性研究者が少ないという世の中の現状を改善するために、女性限定の学部入学試験を導入しようとして、世論の反発を招き、結局実施されなかった。男女平等の観点からみれば当然である。同じ条件で男女の別なく競争すればよいだけの話である。男女平等という言葉は男女を区別している点でまだ不十分だ。人間平等である必要がある。

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